2台目のMicroscope

購入して初めは両目で見ることさえできなかったMicroscopeも、
今では僕の体の一部のようになり
日々の仕事に、なくてはならない物になりました。

2009年より使っている
Carl Zeiss
OPMI pico with MORA interface
ポールにはタッチパネルノートパソコンを付けて
画像管理しています。
撮影した画像や動画は無線LANでサーパーに
転送されます。電子カルテと連動するようになっています。

この顕微鏡についてはデンタルダイヤモンド誌
に記事を書いております。
ここをクリックすると読むことができます
購入してから数週間は片目でしか見ることができなかった顕微鏡も、
ある時突然両目で見ることができ、
“別世界”
開けました (*^^)v

より精密に丁寧に診られることも利点ですが、
この姿勢で治療できることのありがたさを感じています。
顕微鏡を使わないと、こんな姿勢で治療していました。
僕の頸椎のレントゲン写真です
5,6Kgもある頭を必死に支えている頸椎も
筋肉や靭帯も負担がかかっていたでしょう。
こんな風に治療していたんですね
これでは首が痛くなったり
肩が凝ったりはあたりまえです。
そしてもう1台欲しくなったー 今ではほとんどの治療に顕微鏡を使うようになりました。もうこれがないと仕事ができないくらい
ウォシュレットみたいなものです。

2台目の顕微鏡選定にあたって
デモ機をお借りしました
1番目
アメリカでは1番のシェアーを誇る
Global G6
販売会社は
タカラベルモント
一人の患者さんを2台の顕微鏡で比較して診る
なかなか良い経験でしょ。
デンタルショーや各社ショールームに行っても
これはできませんね
Global G6 コストパーフォーマンスはなかなかです

協力してくださった患者さんありがとう
こちらは2番目のデモ機
ドイツメーラー社の
MÖLLER DENTA 300

もともと眼科用の顕微鏡メーカーです
日本での販売は
株式会社ヨシダ
こちらもレンズはなかなか良い
個人的には接眼レンズが
もう少し長い方が良いけど
3番目のデモ機
カメラメーカーで有名な
Leica社製
M
320

コンパクトでコード類もアーム内にあり
LEDライトとHDカメラ標準装備です。
Zeissを使いなれていると
ライトは凄く明るいが
白っぽい

Zeissと Leicaを側貌で比較
鏡筒中心から接眼レンズ先端まで
Zeiss 21cm
Leica 13cm
使ってみるとこの差が術者の姿勢に影響する
のです。
この8cmの差が被写体(患者さんの口)
から術者の顔面の位置の差になります。
これは0.5mm間隔の升目を45°傾けて
撮影しました。
LeicaもZeissも被写界深度は十分だ
ライトがLEDの分Leicaが明るい 
Leica は鏡筒を傾けると接眼レンズも
傾いてしまいます。
すなわち術者の顔も傾きます。
  MORA機能が付いていると術者は
顔を傾けなくてもよい
さて、2台目はどの機種にするか?   4機種、それぞれに良いところがあります。
価格がTOYOTA クラウン1台分くらいしますからね。
購入結果は後日
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