タイ風生ハムの作り方

大好きなタイ料理、その中でもタイ風生ハム(Nehm Sod) は僕の大好物。
毎週1−2回は必ず食べに行く”
リトルバンコク”のシェフに作り方を教えていただきました。
作り方は簡単ですが、生ハム用ミックスが手に入りにくいのと、ラップに包むところが
少しコツがいります。今回は私の診療室のスタッフと共に作り方教室を開きました。
午後の医局はニンニク臭くなりました。

これが生ハムパウダー
”豚肉醗酵パウダー”と”塩”の袋が入っている。
これ1つで750g位のソーセージが出来る。日本では
¥300くらいする。
生で食べるため”SPF”という安全な豚肉を750g購入。
”モモかたまり”脂身のないところをフードプロセッサーで
ミンチにする。この時ニンニク片を一緒にミンチすること。
ひき肉にするときに一緒に入れる”ニンニク”5−10片
ラップで巻くときに入れる”タイの唐辛子”プリッキヌー(冷凍物)
ミックスの中にはこのようなパウダーの袋が入っています。
クエン酸が主成分、本来は炊き立てのご飯を混ぜて醗酵
させるようだ。
ひき肉にパウダーと塩を入れ、手早くかき混ぜる。
これから約20分で固まってくるので、ラップ包みは
のんびりできない。
ラップを40cm位切り、テーブルにを2重にしく。その上に
ミンチ約80gをラップ手前側にのせる。
上からラップをかぶせ”海苔巻”の要領で細くしていく。
ラップの一番手前に、直径1.2cm位の太さで30cm
くらいの長さにする。このとき唐辛子を並べて入れる。
手前から向こうにクルクルとラップを巻いていく
右端からラップを巻いてねじっていく。
この時、同じ太さになるように左手で形を整えていく。
ねじったラップの端を折り曲げて、反対側からもねじっていく
このときかなりしっかりねじることが大切。
気泡が入ると肉に隙間ができる。
唐辛子は4−5本赤とグリーンを混ぜてカラフルにしました。
さあ、うちのスタッフも医局でチャレンジ!
ラップをきつく巻くのがけっこう難しい。
みんなそれぞれ作った物をもって「はい、ポーズ」医局はニンニク臭くなった
ラップ包みが終わったら室温で1−3日置き(季節によって異なる)
冷蔵庫へ。
5mm位の厚さにスライスし、
パクチー(香菜)、唐辛子、レモン、細ねぎ、などを添える。
忘れてならないのは”ピーナッツ”
これを一緒にほおばり、シンハービールを飲む!
最高!

後記
 生ハムの料理に当たっては大好きなタイ料理店 行徳の”
リトルバンコク”のご指導をいただきました。
いろいろなタイ料理店に行きましたがここは最高と思います。お勧めです。
この他に,僕は”タイカレー”や”鶏肉の炊き込みご飯(kao Mann Khai)”を時々作ります。
 タイ料理は少し塩分が強いですが、油っぽくなく、野菜が多く、香辛料が効いてダイエットにはいいと思います。